ダーバンとアラン・ドロン [ファッション]
"D'urban, c'est l'elegance de l'homme moderne. "
このオマジナイのような台詞。イケメン俳優アラン・ドロン。もう分かった? そーです、レナウンの男性ブランド『ダーバン』が70年代に世に送ったテレビ・コマーシャルなんであります。
「ダーバン、それは現代を生きる男のエレガンス」。こーゆー意味だったのかぁ。40年越しの謎が解けた(感動)。
70年代を思い出してみると、大人の男は気の毒なほどダサかった。色でいえばネズミ色。私服といったら、ただスーツの背広を脱いだだけって感じだったし。無理もない。当時のお父さんは、仕事が終われば部下や上司、取引先の接待に追われ、子供達を大学に送り、マイカーと一戸建ての家を手に入れ、休日はゴルフに出掛けなけりゃ一人前じゃないかのような風潮の中で毎日を戦っていたわけで、自分の身なりをどうにかするヒマなどなかったのだ。今じゃとても受け入れられない価値観だけど、彼らが払った犠牲と献身の上に『今』がある。こんな敬意を込めた意味での「ダサいファッション」を見慣れていたぼんくらオヤジにとって、洗練されたスーツを身にまとったアラン・ドロンは、まさに現実離れした映画の住人だった。それだけに、怪獣映画のヒーロー並みに感情移入もしやすくて、大人になった自分をドロンと重ね合わせて夢(正確には妄想)を膨らませることのできるCMだった。当時の大人はどんな思いで観てたのかな?
このオマジナイのような台詞。イケメン俳優アラン・ドロン。もう分かった? そーです、レナウンの男性ブランド『ダーバン』が70年代に世に送ったテレビ・コマーシャルなんであります。
「ダーバン、それは現代を生きる男のエレガンス」。こーゆー意味だったのかぁ。40年越しの謎が解けた(感動)。
70年代を思い出してみると、大人の男は気の毒なほどダサかった。色でいえばネズミ色。私服といったら、ただスーツの背広を脱いだだけって感じだったし。無理もない。当時のお父さんは、仕事が終われば部下や上司、取引先の接待に追われ、子供達を大学に送り、マイカーと一戸建ての家を手に入れ、休日はゴルフに出掛けなけりゃ一人前じゃないかのような風潮の中で毎日を戦っていたわけで、自分の身なりをどうにかするヒマなどなかったのだ。今じゃとても受け入れられない価値観だけど、彼らが払った犠牲と献身の上に『今』がある。こんな敬意を込めた意味での「ダサいファッション」を見慣れていたぼんくらオヤジにとって、洗練されたスーツを身にまとったアラン・ドロンは、まさに現実離れした映画の住人だった。それだけに、怪獣映画のヒーロー並みに感情移入もしやすくて、大人になった自分をドロンと重ね合わせて夢(正確には妄想)を膨らませることのできるCMだった。当時の大人はどんな思いで観てたのかな?
懐かしい話題ばっかりですね。
ううむ、アランドロン、かっこよかったねえ。
by disneyworld (2009-07-05 18:04)
このCMって、淀川長治さんの日曜洋画劇場でやってましたね。
み〜んな学校で真似してました。
懐かしいですね。
by s-img (2009-07-05 19:11)
アランドロン
渋いですな~┌(Y ^ ^ Y)┘ いいね~♪
by peace9314 (2009-07-05 20:33)
disneyowrldさん、アラン・ドロンってカッコいいのに結構、
汚れ役ができるんですよねぇ。いつもどこかしら悲しそうな
感じが、子供心に好きでした。
by ぼんくらオヤジ (2009-07-05 21:43)
s-imgさん、そうでしたねぇ!
学校で真似してたって、
新春シャンソンショーみたいな?
見てみたかった(笑)
by ぼんくらオヤジ (2009-07-05 21:46)
peace9314さん、ご訪問&コメント感謝です!
ドロンはいいですよねぇ、味のある二枚目ってのは
そうはいないですから♪ 親日家でもありますし。
by ぼんくらオヤジ (2009-07-05 21:48)
ダーバンでシックに。う~んマンダム でワイルドに(笑)
by solty (2009-07-08 11:29)
soltyさん、ドロンがヨーロッパなら、
ブロンソンはアメリカの代表でしたよね♪
あのオオカミのような目が忘れられません。
by ぼんくらオヤジ (2009-07-08 12:49)
D'urban, c'est l'elegance de l'homme moderne.
ダーバン、それは現代の男のエレガンス。
by LL (2010-07-12 12:37)