シャボン玉ホリデー [テレビ]
タケダアワーと並んで、日曜の夜に放送されていた人気番組といったら、もう元祖バラエティ番組(当時の言い方でいうと『ミュージカル・コメディ』)『シャボン玉ホリデー』しかないよね♪
1961年~72年に渡る11年間の平均視聴率は20パーセント。日曜の夕方、テレビのある茶の間は『シャボン玉ホリデー』に占領されていたことになる。俄然、当時子供だった人は否応なしにこの番組の影響を被っているわけで。例えば、ぼんくらオヤジの言語中枢には、「ハラホロヒレハレ」「お呼びでない」「ガチョ~ン」などなど、『シャボン玉ホリデー』語がしっかりと根を下ろしているし、下手をすりゃ人格形成に多大な影響を…(このへんにしとくわ、なんか惨めになってきた^^;)。他にも「知らない知らない」「お父っつぁん、おかゆができたわよ」なんてのがあったよね。まだあったっけ?
とにかく豪華な顔ぶれだった。ザ・ピーナッツ、ハナ肇とクレージーキャッツ(最後の半年は井上順、ジャッキー吉川とブルーコメッツ)の固定レギュラー陣に対して毎回、なべおさみ 、前田武彦、小松政夫、青島幸男、伊東ゆかり、中尾ミエ 、園まり、布施明、藤村有弘、ダークダックス、ジャニーズなんかが準レギュラーで投入されたんだから凄い。ゲストも蒼々たるもんで、ザ・ドリフターズ、コント55号、白木みのる、ミッキー・カーチス、鶴田浩二、松島トモ子、越路吹雪、坂本九、木の実ナナ、ミヤコ蝶々、藤田まこと、西郷輝彦、かしまし娘、トニー谷、立川談志、山本直純、水前寺清子、ワイルドワンズ、江利チエミ、スパイダース、ビリーバンバン、沢田研二、ザ・タイガース、ケーシー高峰、辺見マリ、ピンキーとキラーズ、小柳ルミ子、南沙織、天地真理、由紀さおり、北島三郎、岡田真澄、てんぷくトリオ、中山千夏、雪村いづみ…。昭和の芸能史そのものだ。歌手だけじゃなく、芸人から俳優まで多岐にわたる人選も見逃せないけど、今でこそ大御所だけど当時は駆け出しだった芸能人も多く起用している点が何よりも評価できる。一貫して番組を担当した秋元近史が、昭和を代表する名プロデューサーと言われるのも納得! こうしてみると、よく聞く「当時は単に番組が少なかったので、こういうマンモス番組が生まれたんだ」という意見は乱暴過ぎるんじゃないだろうか。
むしろ、新人は発掘するけど使い捨てにする昨今の番組で育つことを思えば、多少のゴミが記憶に紛れ込んだにしても、『シャボン玉ホリデー』を観ながら大人になった人はラッキーだったんじゃなかろうか。しかも、こと芸能界に限って言えば、『シャボン玉ホリデー』は間違いなく現在の礎になっている。初っぱなからカラーで、しかもVTRによる収録だったという技術的な面からいっても、正に先駆けだった。そのギョーカイで、新人が、
「昭和の臭いがする~」
なんぞとバカにする姿は笑止千万もいいところなのだ。様々な負の遺産を平成の世にもたらしたことは否定しようもないけど、それでも昭和生まれのボクらは胸を張っていいのだ。それぞれの世代は、自らの生み出した負を補って余りあるものをバトンタッチし続けてきたのだ。だから「今」がある。平成生まれの君たちよ、昭和生まれは、命ある限り君らの言うこと為すことをしっかり見つめていくぞっ。
「昭和生まれは引っ込めー」
言われるまでもないわいっ。団塊の世代以降は老後の年金生活も危ないけどなっ。だからといって子供を頼ることもできないけどなっ。正直、どうしていいか分からんのだけどなっ(^^;;; でも幕引きのフレーズだけはカッコいいぞ!
「お呼びでない? お呼びでない…。これまた失礼致しましたっ」
1961年~72年に渡る11年間の平均視聴率は20パーセント。日曜の夕方、テレビのある茶の間は『シャボン玉ホリデー』に占領されていたことになる。俄然、当時子供だった人は否応なしにこの番組の影響を被っているわけで。例えば、ぼんくらオヤジの言語中枢には、「ハラホロヒレハレ」「お呼びでない」「ガチョ~ン」などなど、『シャボン玉ホリデー』語がしっかりと根を下ろしているし、下手をすりゃ人格形成に多大な影響を…(このへんにしとくわ、なんか惨めになってきた^^;)。他にも「知らない知らない」「お父っつぁん、おかゆができたわよ」なんてのがあったよね。まだあったっけ?
とにかく豪華な顔ぶれだった。ザ・ピーナッツ、ハナ肇とクレージーキャッツ(最後の半年は井上順、ジャッキー吉川とブルーコメッツ)の固定レギュラー陣に対して毎回、なべおさみ 、前田武彦、小松政夫、青島幸男、伊東ゆかり、中尾ミエ 、園まり、布施明、藤村有弘、ダークダックス、ジャニーズなんかが準レギュラーで投入されたんだから凄い。ゲストも蒼々たるもんで、ザ・ドリフターズ、コント55号、白木みのる、ミッキー・カーチス、鶴田浩二、松島トモ子、越路吹雪、坂本九、木の実ナナ、ミヤコ蝶々、藤田まこと、西郷輝彦、かしまし娘、トニー谷、立川談志、山本直純、水前寺清子、ワイルドワンズ、江利チエミ、スパイダース、ビリーバンバン、沢田研二、ザ・タイガース、ケーシー高峰、辺見マリ、ピンキーとキラーズ、小柳ルミ子、南沙織、天地真理、由紀さおり、北島三郎、岡田真澄、てんぷくトリオ、中山千夏、雪村いづみ…。昭和の芸能史そのものだ。歌手だけじゃなく、芸人から俳優まで多岐にわたる人選も見逃せないけど、今でこそ大御所だけど当時は駆け出しだった芸能人も多く起用している点が何よりも評価できる。一貫して番組を担当した秋元近史が、昭和を代表する名プロデューサーと言われるのも納得! こうしてみると、よく聞く「当時は単に番組が少なかったので、こういうマンモス番組が生まれたんだ」という意見は乱暴過ぎるんじゃないだろうか。
むしろ、新人は発掘するけど使い捨てにする昨今の番組で育つことを思えば、多少のゴミが記憶に紛れ込んだにしても、『シャボン玉ホリデー』を観ながら大人になった人はラッキーだったんじゃなかろうか。しかも、こと芸能界に限って言えば、『シャボン玉ホリデー』は間違いなく現在の礎になっている。初っぱなからカラーで、しかもVTRによる収録だったという技術的な面からいっても、正に先駆けだった。そのギョーカイで、新人が、
「昭和の臭いがする~」
なんぞとバカにする姿は笑止千万もいいところなのだ。様々な負の遺産を平成の世にもたらしたことは否定しようもないけど、それでも昭和生まれのボクらは胸を張っていいのだ。それぞれの世代は、自らの生み出した負を補って余りあるものをバトンタッチし続けてきたのだ。だから「今」がある。平成生まれの君たちよ、昭和生まれは、命ある限り君らの言うこと為すことをしっかり見つめていくぞっ。
「昭和生まれは引っ込めー」
言われるまでもないわいっ。団塊の世代以降は老後の年金生活も危ないけどなっ。だからといって子供を頼ることもできないけどなっ。正直、どうしていいか分からんのだけどなっ(^^;;; でも幕引きのフレーズだけはカッコいいぞ!
「お呼びでない? お呼びでない…。これまた失礼致しましたっ」
■オープニングと「こりゃまた失礼いたしましたっ」■
■お父っつぁん、おかゆができたわよ■
これまた懐かしい!!
ザ・ピーナッツ
双子って事もそうですが、とにかく歌が上手かったですよね!
”ためぇ息の 出るよぉな”
あの絶妙なハーモニー、今でも耳に残ってますね。
それに、あの頃は少し馬鹿にしたり呆れていましたが
ハナ肇さんや植木等さん、クレージーキャッツ
今でもきっと通用するなーーーって、今頃感じ直してたり
忘れてならない、忘れられない人に「九ちゃん」が・・・
上を向いて歩こう・・・
素敵なタイミング
それに、彼の歌ってた”GIブルース”好きでしたね・・・
by miopapa (2009-06-30 19:46)
うちの地域では13時くらいにやってたような.....。
シャボン玉ホリデーは微かな微かな記憶です。
こう見えても植木等の大ファンですよ :-)
by s-img (2009-06-30 21:07)
s-imgさん、いつもnice&コメントを頂き、ありがとうございます♪
シャボン玉ホリデーは当時としては革新的な収録番組だったので、
系列局での放送時間はバラバラだったんじゃないでしょうか。
s-imgさんが植木等のファンですか、たしかにイメージと違うなぁ(笑)。
でも地元(名古屋)ではよく知られていますが、彼の父上は、
真宗大谷派のご住職で、被差別部落や反戦などの社会運動に
尽力された方なんです。血は争えないというか、息子の等も実際は
生真面目でストイックだったようですね。この不思議な親子関係と
植木の人となりを物語るエピソードがWikiに載っていましたので、
ママで転載します。
「スーダラ節」の楽譜を渡された時には、「この曲を歌うと自分の
人生が変わってしまうのでは」と悩んだ。父親に相談すると「人類が
生きているかぎり、このわかっちゃいるけどやめられないという生活は
なくならない。これは親鸞上人の教えに通じている。そういうものを
真理というんだ。上出来だ。がんばってこい」と諭され、彼は歌うことを
決意した(以下URLより転載)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E6%9C%A8%E7%AD%89
あー、なんだかs-imgさんとの接点が見えてきたような(笑)。
by ぼんくらオヤジ (2009-06-30 21:52)
70年代後半生まれなので番組は知らないのですが、
言語中枢にあるそれらは、なぜか私にもあるようで・・・・?
番組終了後も根強く使われ続けていたということですね~きっと。
『新人は発掘するけど使い捨てにする昨今の番組』
全く同感です。
by みおのとおちゃん (2009-06-30 22:17)
50年代生まれのおばさんは、
シャボン玉ホリデーが大好きで毎回欠かさず見ていました。
ザ・ピーナッツと、ハナ肇さんとのエンディングでの
しゃれた掛け合い……とスターダストの曲が印象に残っています。
by ブーおばさん (2009-06-30 22:41)
れれっ、miopapaさんへの返信が消えちゃってる!?
操作を間違っちゃったんだろうな、きっと。
てなわけでmiopapaさん、改めてnice&コメント感謝です!
ザ・ピーナッツやクレイジー・キャッツの面々は言うに及ばずですが、
九ちゃんのことは本当に忘れられませんねぇ。あんな亡くなり方を
したからというだけじゃなく、いつもどこか淋し気でしたよね。
独自の芸風でしたから、彼の何もかもが御巣鷹山で消えちゃった。
感謝の気持ちを込めて、改めて彼のご冥福をお祈りします。
by ぼんくらオヤジ (2009-06-30 22:57)
みおのとおちゃん、nice&コメントありがとうございます♪
そうなんですよ、頭に残りやすいフレーズなんでしょうね、
番組を観ていた人たちは結構な期間、使い続けていたと
思います。そして番組を観なかった人たちも「ガチョーン」や
「ハラホロヒレハレ」なんかは、それとなく使う状況を把握
できる擬態語に近い存在になっているのかもしれません。
それと、特に近頃のお笑い芸人さんの扱い方ですが、
時の流行が文化に昇格するためには、やっぱり熟成が
必要なわけで、その意味でも粗製濫造の使い捨てだけは
止めて欲しいですね。
by ぼんくらオヤジ (2009-06-30 23:08)
ブーおばさん、お越しいただいて嬉しいです。ありがとうございます♪
残っている映像や録音を見聞きしてみて改めて実感できることですが、
本当に彼らは第一級のエンターティナーでしたねぇ! それにお洒落
なんですよね。エンディングは子供の目から見て「大人だなぁ」って
憧れちゃうぐらい、カッコよかったし。洗練されてるかどうかは、まったく
時代の新旧とは無関係ですね!
by ぼんくらオヤジ (2009-06-30 23:16)
物心つく少し前ですね~♪ r(^ω^*)))
by ダー (2009-07-01 09:20)
番組が プロを育て、育てられた という印象です。あれだけのメンバーで寄せ集め感がないのはプロ意識のタマモノではないでしょうか。最近のこの手の番組、特に紅白歌合戦などにはどうもこの寄せ集め感を強く感じてしまいます。
by solty (2009-07-01 09:33)
ダーさんは、そっか。ドリフターズで育ったのかな?
by ぼんくらオヤジ (2009-07-01 09:46)
soltyさん、プロ意識といえば、昭和47年10/28号の『女性自身』で
秋元近史とはかま満緒との対談が掲載されているんですが、
『お呼びでない』のギャグについて、
「こういうものは考えてもできるもんじゃないね。だから、二人(はかまと秋元)で
よくいろいろなところに”取材”に行ったね」
なんてことを言ってます。あれって、植木が作ったネタじゃなかったんですね。
新人からどんどんネタを絞り出させて、枯渇したり飽きられたらポイ捨てに
する今の有り様とは全く違っていたようですね。でもその秋元が『シャボン玉
ホリデー』の数年後に投身自殺するわけで、うがった見方をすれば、制作
現場の有り様に何らかの地殻変動があったのでは、という感じもしますね。
by ぼんくらオヤジ (2009-07-01 10:18)
はじめまして、懐かしい映像に思わず見入ってしまいました。
子供の頃、日曜日の夕方を楽しみにしていました!!
by お好み焼き屋のおばちゃん (2009-07-01 14:47)
お好み焼き屋のおばちゃん、
ご訪問とnice&コメントありがとうございます♪
おばちゃんとこは夕方に放送されてたんですね。
弦之介、可愛いですねぇ(^^)
しゅっとした鼻がなんともキュートです。
どうか今後ともよろしくお願いします♪
by ぼんくらオヤジ (2009-07-01 15:01)
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